2019年10月25日、
わたしたちアカウンティング・サース・ジャパン株式会社(通称エーサース)は、
Mikatus株式会社(ミカタス)へと生まれ変わりました。
なぜいま社名を変更するのか
当社は2009年6月に創業し、今年で丸10年の節目を迎えました。
この間、私たちは「税理士のためのクラウド税務・会計・給与システム A-SaaS」の
開発と販売に邁進してきました。
しかし近年、当社のお客様である「税理士さん」を取り巻く環境が大きく変化する中、
わたしたち自身も、自らの存在意義(ミッション)と進むべき方向性(ビジョン)を
再定義する必要がありました。
そして、一昨年の2017年、わたしたちは企業ミッションを
「税理士のみなさまにとって、なくてはならない存在として」
と改めます。
さらにその翌年の2018年には、企業ビジョンを
「いい税理士をあたりまえに」
と定めました。
こうした一連の大きな動きの締めくくりとなるのが、今回の社名変更です。
わたしたちの新たな決意、そしてそれに伴うアクションをクリアに社内外に示したい。
そしてそのためには、社名を変更することが最善の策である。
私はそう考えました。
新社名 Mikatus(ミカタス)に込めた想い
「Mikatus(ミカタス)」という社名には、二つの想いが込められています。
一つ目は、当社のミッションで表現している
「税理士に寄り添う味方(ミカタ)でありたい」という想いです。
私たちはどこまでも税理士さんの味方でありたい、そんな想いを込めました。
もう一つの想いには、お客様である税理士さんだけでなく、
その先の中小企業の発展を視野に入れました。
つまり、「税理士とともに中小企業の発展に貢献することで、
税理士、中小企業、当社の『三方よし(さんぽうよし)』を目指したい」という想いです。
そしてこの想いを、三方(サンポウ)を訓読みした音「ミカタ」を通じて込めました。
最後に、税理士、中小企業、当社の三者をそれぞれ独立した存在としてではなく、
私たち(us)という一人称で捉え、三者がともに発展していきたいという思いを込め、
Mikataとusをつなげ、Mikatusとしました。
当社の新しいロゴについて
三つの三角はそれぞれ税理士、中小企業、
そして当社の三者がともに寄り添い歩んでいく様子を表現しています(三方よし)。
中央の三角は当社を表し、小さな存在ながら、
いい税理士と熱意ある中小企業をつなぐという当社のビジョンを表現しました。
また、重なり合う三角によって
「税理士の味方(Mikata)」のイニシャル M を表しています。
最後に
当社が掲げるミッションの達成、ビジョンの実現までは、長く遠い道のりです。
途中で挫折しそうになることや、心が折れそうになることが何度もあると思います。
ですが、そんなときはみんなでこのロゴを見つめなおし、
Mikatusという社名に込められた意味を思い出したいと思います。
きっとまた少しずつ、明日への活力が湧いてくるのではないか、そんな気がしています。
新社名を決めるにあたっては当社の全メンバーが協力してくれました。
ロゴを創ってくれたのも、社外の専門家ではなく当社のメンバーです。
素晴らしいメンバー、そして素晴らしいお客様(税理士さん)とともに、
難しくも意義のあるミッションとビジョンの実現に挑んでいきたいと思います。
2019年10月25日
Mikatus株式会社 代表取締役社長
田中啓介