執行役員 最高財務責任者(CFO)
山﨑 順弘

メンバー一人一人、同じ方向を向いて、
力を合わせてビジネスを推進していく。

こんにちは。Mikatus株式会社(以下、「Mikatus(ミカタス)」)の採用ページをご覧いただき、ありがとうございます。
執行役員 CFO(経営管理・経営企画・事業企画担当)の山﨑です。

はじめに

私は新卒で外資系証券会社に就職し、資金調達のアレンジ、M&Aのアドバイス、それらの案件獲得のための提案営業を行う投資銀行部門に在籍しました。
14年間、投資銀行でキャリアを積み、人材系のベンチャー企業でCFOを務めた後、2017年に経営管理グループの責任者としてMikatusに入社。現在は、2020年2月にマーケティンググループを設立し、執行役員としてこの両部門の責任者を兼務しています。

Mikatusのビジネス

突然、壮大なことを言いだしますが、現在の日本では、暗い話題が多く、将来への不安感、閉塞感を感じることが多いように感じます。
少子高齢化、人口減少、国の収入(税収)の減少、増加の一途をたどる国の借金(国債発行残高)などなど、日本経済の先行きが心配だという話題は、あげればきりがありません。
また、IT技術の進歩で、新たなビジネスも生まれていますが、AIが進化すると職が奪われる人が出てくるなんてこともささやかれています。

みなさんの中にも、なんとなく、自分が年を取ったころには年金なんてもらえないんだろうなという不安を感じている方や、「AIにより仕事を失う職種ランキング」なんてものを目にした方、現在のご自分の仕事の将来に漠然とした不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

私は、Mikatusの取り組み・ビジネスこそが、こういった日本が抱える最大の課題に対しての解決策だと信じています。

日本の中小企業の数は300万とも400万とも言われ、日本の企業の99%は中小企業です。中小企業を元気にすることが、先行き暗く感じる日本の未来を明るく照らす唯一の道です。 中小企業さえ元気にすることができれば、あとは、国の収入や国の借金について、いろいろな選択肢が生まれてくるはずです。

では、どうすれば、中小企業は元気になるのでしょう。
私たちMikatusは創業以来、全国の税理士向けにサービスを提供してきている会社です。税理士さんというと、税金を計算する、税務申告するという私たちとは縁遠い仕事をしている方々のように感じるかもしれませんが、そうではありません。税理士さんの仕事の本質は、「中小企業の社長さんの最も身近な相談相手」であることだと私たちは考えています。

中小企業の社長さんの身近な相談相手である税理士さんを通して、多くの中小企業を「元気にする」ためのサービスを提供する。中小企業を元気にして、日本全体を変える。私たちMikatusはそんなことにチャレンジしたいと考えている会社です。

最も身近な相談相手で、中小企業の社長さんの力になれる、中小企業を元気にすることができる、そんな税理士さんこそ、「いい税理士」なのだと私たちは考えています。そんな「いい税理士」さんと中小企業の社長さんのペアが誕生すれば、中小企業の社長さんは悩みが減り、事業により一層邁進できます。難しい数字に悩んだりせずに、「いい税理士」さんが資金繰りのピンチを救ってくれます。社長さんのビジネスにおけるゴールを理解して、それを実現するために何でも相談にのり、ITツールを導入するお手伝いもします。

現在の私たちの取り組みは、まだ、一歩一歩、そういった幸せなペアを増やしていくことであったり、そういった幸せなペアが必要とするであろう道具を考え、一つずつですが提供にこぎつけるといったことです。

この地道な取り組みで、税理士さんと社長さんの幸せなペアがより一層幸せになり、また、そういった幸せなペアが世の中にあふれるようになれば、多くの中小企業が元気になり、日本の未来が変わるかもしれません。
私たちの考えに共感してくれる方々が、世の中の10%、20%とその輪を広げ、そして、日本の最大の課題を私たちこそが解決するのだという想いを胸に滾(たぎ)らせています。
また、人が人に寄り添い、(心理的な)伴走をする、ゴールと悩みを共有するというヒューマンライクな仕事は、AIがとってかわるビジネスではありません。私たちはこの困難な時代に向き合い、本質的かつ意義深いビジネスを手掛けていると自負しています。

私たちは小さな小さなベンチャー企業ですが、私たちの取り組み・ビジネスが日本の未来を変えるようなインパクトを与えることができると真剣に考えています。
やりがいと誇りを持って仕事に向き合い、私たちがやらなければならない、私たちがやらなければだれがやる、という気概も持って新たな挑戦を続けています。

Mikatusの素晴らしさ

私たちのお客様の中には、私たちのこういった考えに熱く共感し、協力を惜しまないと言ってくださる方々が多数いらっしゃいます。自分たちだけでなく、多くのお客様とやりがいを共有し、日本の課題解決に向かうことができるというのもMikatusの素晴らしさであり、強みでもあります。

ただ、なんといってもMikatusの最大の強みは、それを実現できると真剣に思っている80人の仲間がいることです。また、その仲間の数はものすごい勢いで増え続けています。
私がMikatusに入社し、一番好きで、自分の会社のことを誇らしいと感じているところは、メンバー全員の会社への向き合い方と前向きな姿勢です。
Mikatusのメンバーの会社への向き合い方、それを踏まえたうえでの前向きな姿勢はほかの会社とはちょっと違うぞと感じるのです。

私は、20代のころ、自分が勤めている会社のミッション・ビジョンを強く意識したことはありませんでした。自分の会社のミッションやビジョンを説明できた自信がありません。しかし、Mikatusでは、会社のミッション・ビジョンをすべてのメンバーが自分ごととしてとらえて、語ることができるのです。そして、もちろん、自分の業務がミッション達成のためにどのような位置づけかを理解し、業務にあたっています。

Mikatusには、オール・ハンズ・ミーティングと呼んでいる全社員ミーティングがあります。私たちのミッションを達成するための事業戦略は、経営陣や事業企画グループだけが考えているのではありません。製品の企画・開発をするメンバー、品質保証するメンバー、営業のメンバー、管理部門の仕事に従事するメンバー、ユーザーサポートを担当するメンバー、すべての社員が部署横断のチームを組んで、ミッションを達成するために会社がすべきことを検討し、オール・ハンズ・ミーティングで発表するのです。そもそも、会社のミッションやビジョン、価値観も部署横断のプロジェクトチームで検討し、決めています。

新入社員のウェルカムランチでは、会社のミッション・ビジョンのみならず、ビジョンを実現するためのキーとなる「いい税理士」の在り方について、先輩メンバーが丁寧に説明します。特に「説明担当」という役割を持っているメンバーではなく、あらゆるメンバーが「自分ごと」として説明してくれています。

メンバー一人ひとりには、世の中を変える力はないかもしれません。それでも、同じ方向を向いて、自分の言葉で会社の方向性を語れる仲間が集い、力を合わせてビジネスを推進しています。全メンバーが真にミッション・ビジョンを共有し、つらいことがあっても苦境にあっても、前向きな姿勢で仕事にあたっています。もちろん、好調の時は全社で喜びを共有します。
そして、その輪は広がり続けています。私は、そんな文化を何よりも誇らしく感じ、また、メンバー一人ひとりに対しても尊敬の念を感じて仕事に取り組んでいます。

これは、Mikatusという会社が世の中に提供できるサービスの一つ一つはさほど大きなインパクトを与えるものではないということに似ているのかもしれません。それでも、私たちは、共感してくださる税理士さんや中小企業の輪を、地道に、そして、着実に広げて、大きな力に変えようとしています。

一緒にワクワクしてくれる仲間とともに

日本を変えるとか、全員でミッション・ビジョンに向き合うとか、非常に大それたことを書きましたが、最後に、Mikatusの素晴らしい点をもう一つだけ紹介させてください。地道であるという点です。

Mikatusは質実剛健なベンチャー企業です。
お世辞にもオフィスが華やかだとはいえません。
(田中は「儲かったら、きれいなオフィスに引っ越すのではなく、みんなの給料を少しでも上げたい」というのが口癖です。華やかなオフィスに移転することは、しばらくなさそうです。)
日常的に、「日本を救う!」と喧伝しているわけでもありません。

日常の業務は、やはり地道な仕事のオンパレードです。壮大なビジョン実現のために、「今、やるべきこと」に、会社としても、各部署としても、メンバー個々人としても、とことん向き合っています。
「今、やるべきこと」に注力すると「中小企業が創る日本の未来に全力で貢献する」というミッションははるか彼方にかすんで、時に見失いそうになることがあるのも事実です。目の前の仕事に忙殺されると、長期的な視点を失い、仕事の意義もきちんと考えられなくなる瞬間があります。
それでも、ふと立ち止まって「今、やるべきこと」を自分で整理する、仲間と議論する。ミッション・ビジョンを共有できているからなのでしょうか。自然と、仕事の本質に立ち返れるのです。多忙を極めても、自分の業務が向かっている方向とビジョンを実現した未来をリンクさせることができます。

私は、自分の仕事が、そして、Mikatusという会社が行っている事業が、私たちが思い描いているビジョンを実現させるための大切な一部分になる、そんなことを想像するだけで、めちゃくちゃワクワクします。新しいサービスのプロジェクトを推進し、サービスが完成している様子を妄想するときも、お客さんや中小企業の社長さんの喜ぶ顔を思い浮かべ、勝手に胸が熱くなります。そして、そのワクワクが、自分だけではなく、周囲の仲間の胸にもあふれていることを知っています。
質実剛健という言葉は田中も採用メッセージの中で使っていますが、Mikatus流の質実剛健とは、本質を見失わずに、目的に向かって地道に前に進み続けること、そして、その本質的な目的の実現を夢見てワクワクできることなのだと思います。

一緒にワクワクしてくださる方のご応募を心からお待ちしています。
時々しか言いません。「一緒に日本の未来を救いましょう」